「東京ラブストーリー」を最終回まで見た。ああ、そうか。リカはカンチをふっちゃう、というか自分で去ってしまうのだった。で、カンチはそのあと幼なじみのさとみと結婚するのであった。結末までは覚えていなかった。
主人公のカンチは、まじめで、優柔不断で、いつも迷っている。私は、主人公のカンチよりも、不良で浮気性の江口洋介（役名忘れた）の方が好きだな。弱々しい主人公のパターンは「同級生」でも同じだ。緒形直人ね。柴門ふみはこういう男を主人公にすえるのが好きなのかもしれない。
リカは、強引に見えて実は弱気、一直線に見えて実は複雑、独立独歩に見えて実は寂しがりやという性格。この破天荒なところが、ドラマのエンジンになっているのだな。実際、こんな女の人がまわりにいたら、かなーり疲れると思う。ドラマだからちょうどよいくらいなのだが。
