KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

そこが気持ち悪いパワーポイント

先日の新潟県立教育センターでの講演「大学生の基礎技能として作文を教える」で使ったスライドをHTMLにして、公開した(→講演スライド)。

実は、パワーポイントで作ったほとんど初めてのスライドである。パワーポイントにはいろいろ変な癖がある。たとえば、スタイルで字の大きさを指定しておいても、一枚のスライドに入らないとみるやいなや、自動的にポイントを小さくしてくれたりする。それは親切というべきなのだろう。しかし、こちらとしては、常に一定のポイントで表示しておいてほしいところだ。もし字数が超過して一枚に入らないとなれば、削ったり、2枚にわけたりするから。字の大きさが自動的に調整されてしまうと、そうした苦労がない。その代わり、スライドごとに字の大きさがばらばらになってしまったりするのである。そこが気持ち悪い。

とはいえ、パワーポイントにはできあがったスライドをまとめてHTMLにしてくれる機能が備わっているので、今回のようにスライドをすぐに公開したいというときには便利である。しかしこのHTML文書も癖がある。たとえば、2行に渡った項目では、2行目の字が少し小さくなっている。これはこういう仕様なのだろうか。何となく奇妙である。まあ、大勢に影響はないといえばそれまでだけれども。こういうことに慣れて、違和感がなくなってくると私も立派なパワーポイントの使い手になるのだろう。

そんなわけで、ワードやパワーポイントやエクセルもだんだんと使い慣れてきた。このままいけば、さよならクラリスワークス、さよならAppleWorks、になってしまうだろう。でも最初に使う統合ソフトとしては、クラリスワークスが最高だったと今でも確信している。