KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ホワイトボードの効用

ID研の3回目。

今回は、お題(テーマ)を掲示板の方からいただいたので、ホワイトボードを使って議論をしてみた。

ホワイトボードを使うと、話が脱線してあらぬ方向に展開してしまったあとでも、すぐテーマに戻ってこれる。「ああ、そうだ。これについて話していたのだね」という安心感がある。逆に安心感があるから、脱線しても大丈夫という感覚がある。ホワイトボードがなければ、本題のことを頭の中にキープしておかなくてはならないから、認知的な負荷が高いのだ。

本題があるから、脱線話が面白くなる。逆に、脱線話だけでは、おもしろくない。「なんだかたくさんのことを話したね」というようなちょっと寂しい感覚だけが残ることになる。本題がしっかりと議論されていれば、その裏にたくさんの脱線話がなされた分だけリッチになっているような気がする。

来週のID研は、行事のためお休みだが、夏休みもなるべく開いていきたいと思っているので、時間のある方はお気軽にどうぞ。

また、遠隔からは、掲示板を通して参加してください。とりわけ、お題の提供をお待ちしております。教えることに関して、こんなことで悩んでいます、というようなご相談をお待ちします。