KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ライフスタイル診断ワーク

土曜日から代々木で2泊3日のワークショップに参加してきた。ライフスタイル診断のさまざまな技法を使って自分のライフスタイルを解き明かすものだ。その中で出した自分の早期回想を書き留めておこう。

早期回想1

小学校低学年の頃。上級生が近くの工場のドブに捨てられているという、白いビー玉を拾いに行こうと言う。歩いてはいけない距離なので、自転車で行かなくてはならない。私は、大変な思いをして自転車に乗って上級生について行く。上級生は速いし、道は複雑なので、置いて行かれないように必死だった。

やっとの思いで工場に着くと、ビー玉はあったが、毒々しい色の工場廃液の中にあって、手を入れて拾うのが気持ち悪かった。ともかくビー玉は獲得した。それほどうれしくなかったが、よかった。

しかし、帰り道にまたあの長く複雑な道を自転車でついて行かなくてはならないことを考えると気が重かった。なんとか家にたどり着いた。でも、もう二度と行くまいと思った。

早期回想2

家の前にシュロの木が植えてあった。掃き出し窓からすぐ手の届く位置。いたずらで、シュロの木の周りの毛にマッチで火をつけてみた。乾燥していたせいで、火は予想外に燃えだした。あわてて、台所からコップで水をくんできてかけるが、消えない。また、台所に水をくみに行ってはかける。何回か繰り返した後で、消えたが、シュロの木の周りの毛はすべて燃えた。

その後、親が帰ってきたら叱られると思った。びくびくしていたが、親は何事もなかったようだった。叱りもしなかった。シュロの木の周りの毛が燃えたことは見ればわかったと思うのだが。

早期回想3

下水道が整備されていなかったので、大雨が降ると、近くの広い原っぱは水浸しになった。長靴でそこに入るのが好きだった。

水に浸っている領域の中心に立っている。風が吹くと水面に細かいさざ波が立つ。私を中心にして地面がまわっているような気がして、うっとりした。