KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

テニススクール体験レッスンとID

近くのテニススクールの体験レッスンに参加してきた。90分だったが、けっこう汗かいた。で、週1で通うことに決定。中学・高校でテニスをやっていたのだが、今はずいぶん打ち方とか違う。リカレント教育のようなものだ。

コーチもなかなか手際がよい。1コート8人でやるのだが、休む暇がない。コーチングの勉強にもなる。たとえば、準備運動の動きの中に、テニスの基本的な動きが埋め込まれているとか。練習の途中に、「誰かがコーンを倒したら終わりにします」というようにギャンブル的要素を入れるとか。最後はゲームをして、面白かったという感じでおわりにするとか。

学校教育とスポーツの決定的な違いは、スポーツにおいてはグラウンドの上ですべてが評価されるということだ、という論文があったな、そういえば。つまりこれは、グラウンドの上のゲームで良い成績を取ることがゴールで、すべてはそれに向けられて構成されているということだ。

とはいえ、体験レッスンに来る人の年齢層を見ると、(私も含め)おじさん、おばさんが半数を占めている。つまり、これから一気にうまくなるとかそういう野心ではない人たちがテニスをしたいというニーズを持っているわけだ。テニスってやってみると面白いし、奥深いよねということを実感することが最終ゴールになる。その意味でリカレント教育だと思うわけだ。