KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

eスクール演習・卒論スクーリング

今年度のeスクールの3年演習は8人(欠席1)、4年卒論は6人。春学期最初のスクーリングを行った。卒論生は、すでにここまでの1年間で、質問紙調査法、半構造化面接法、実験計画法の3つの方法論を実習してきている。

午前中は、6人に持ち時間5分で自分のテーマについて紹介してもらう。それを私がイーゼルパッドに軽くメモ。そのあと、3年生と4年生のグループに分かれて、コーチがファシリテーションをして、それぞれのテーマについて詳細化をはかる。イーゼルパッドにメンバーがメモしていく。こうした行動は、去年のワールドカフェでもやっていたので、自然に出てくるようだ。

昼食をはさんで、午後も残りの7人が、テーマ紹介をしたあと、グループに分かれてディスカッション。あっという間に16時。

途中、私がショートレクチャーしたことは、「卒論=テーマ×方法×理論」の公式。まずテーマを具体的に詳細にしていく定義プロセスを通る。よしこれを明らかにしようと決めて、研究方法を考えていくと、必ず「本当のテーマはこうじゃないんだけどな」というズレが生じる。それをなんとかすりあわせていくことで、テーマと方法がマッチする。本当はテーマの数だけ方法がある。それと並行して下敷きとなる理論を調査しておく。どんなテーマでもあてはまる理論が開発されているはず。それを見つけてくる。