KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

教室のない大学:大学のスタバ化

先日のソニー・ビジネス・ソリューション・セミナーで聞いたフレーズ「教室のない大学」。eラーニングの授業が増えていくなかで、そうした授業をキャンパス内で受ける学生が多くなっている。eラーニングによる教育の問題のひとつは「孤独感」だが、キャンパス内で友達と一緒にeラーニングを受けるとすれば、確かに孤独ではなくなる。仲間と一緒に、eラーニングで学ぶわけだ。

「大学のスタバ化」とも呼べるかもしれない。キャンパス内はどこでもwifiが使えて、eラーニングで学ぶことができる。そのまま図書館に行くこともできるし、友達と議論をすることもできるし、グループワークをすることもできるわけだ。四角い教室は徐々に減っていくだろう。その代わりに、スタバのような居心地の良い空間や、グループでなにかプロジェクトをするのに便利な空間が、キャンパス内には増えていくだろう。