2024年2月2日(金)
小倉駅入り口からバスに乗って30分ほどで北九州市立美術館へ。常設展ではマティスの「ジャズ」がたくさん展示されていた。これは切り絵の方法によるステンシル=ポショワールで、マティスが腸の病気で、絵が描けなくなっているときにこれで創作したのだそうだ。
カフェ「ミュゼ」では街並みを眼下に見ながらランチ。のんびりする。
1時間に1本のバスでリバーウォークに戻って、ゼンリンの地図の博物館に入る。ゼンリンは北九州市の会社で、「善隣友好」から取った名前なのだそうだ。戦争が起こると地図は軍事機密になり、平和でなければならないから。伊能図を渡したことから始まったシーボルト事件もあった。
この博物館では、日本が地図の上でどう描かれてきたかの変遷を辿ることができて、すごくおもしろい。企業がやっている博物館はサービス精神に溢れていてわかりやすい。ここでも、豆大福とコーヒーでお茶。
もう夕方。小倉城と庭園を見てまわってホテルに戻る。夜景日本一の皿倉山に行こうかとも思ったが、次の楽しみにとっておこう。