KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ワセオケの第九

ワセオケの定期演奏会サントリーホール)を聴きに行く。演目はベートーベンの2番と第九。年度末に第九とはしゃれている。教員にとっては、この方が味があったりして。

ベートーベンの交響曲2番なんて、高校生の時以来、20年以上は聞いていないはずだが、演奏が始まると、やはり覚えている。おそるべし超長期記憶!

舞台には合唱団が入るスペースがなく、どこで歌うのだろうと思っていたら、舞台の後ろを囲む客席に合唱が入った。なるほど、それでそこにはお客がいなかったわけだ。あそこなら出番まで座っていられるから楽だ。もしかして、そのためにこう設計したのだろうか。ともあれ、一度あそこで聴いてみたい。

演奏は速めのテンポできびきびと進んだ。ホルンがちょっと試練だったけど、いい演奏だったな〜。私はもう少しゆっくり目が好きだけど。

帰りに、チケットを売ってくれたワセオケの学生さんに会う。「ベートーベンの2番でティンパニをたたいていたんですよ!」と。全然気が付かなかったよ。というか、二階席で顔がほとんど見えなかったのだ。今度はオペラグラスを持ってくる必要があるな。

それにしても、第九のティンパニも女性だった。ワセオケにはそういう伝統でもあるのだろうか。