KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

動機づけカウンター

ホームページのカウンターはホームページ作者にとっては動機づけである。「あ、読まれているんだ」という小さな満足は、自分のページをますます面白いものにしようという動機づけになる。 誰にも読まれなければ、書こうという気は起こらないだろう。誰かに読んでもらえると期待するから書くのだ。カウンターの数字は読者がいるよということのさりげない痕跡だ。

チクセントミハイは「楽しむということ」という本の中で、それが面白いと感じられるためには、その行為を測るものが精密に目盛られている必要があるということをいっている。ホームページ作りにも目盛りが必要だった。カウンターはその役割を果たした。それでこれほどまでに広まった。

はたしてカウンターが精密な目盛りを持っているかどうかは怪しいところだ。丹念に読まれても、ざっと流し読みされても、深く感動されても、ちぇっ、くだらねぇと舌打ちされても、アクセス一回は一回だ。毎度あり、でカウンターはひとつアップする。