KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

学芸大学集中講義終了

 3日目。午前中は鈴木克明さんのプリントを使って、教育工学の定義、ガニエ9事象、ARCS動機づけモデルなどのレクチャー。他人が作ったプリントを使ってレクチャーするというのもいいものだ。鈴木さんに感謝。午後は3日間に学んだことを元にして、OHPを使って5分間のプレゼンテーション。みんな本当に熱心に作業してくれて、準備に一時間以上かかる。プレゼンは初めてというひとがほとんどだったが、すばらしいものであった。特に質問がたくさん出て、時間が足りなくなるくらいだった。

 いつもの通り、授業の最後に評価アンケートをとる。それに感想があれば書いてもらっている。その感想から---

●とても楽しく、満足のいく授業でした。私にしてみるとかなり積極的に授業に参加できました。また何かの機会に先生の授業を受けてみたいです。

●私は教育情報科であり、心理学的な内容はあまり知りませんでした。しかし、プリントの内容と先生の話が大変わかりやすかったので親しみが持てました。自分が今まで大学の授業を聞いた中で一番楽しかったです。12月のクリスマスの時にがんばって良かったと思います。今後、自分が教師になった時に必ず役立てられるよう勉強したいと思います。ありがとうございました。

●OHP作成や発表、CAI教材の使用、話し合いなど、いろいろ普通の講義では体験できないことがたくさんできて、とてもためになったし、楽しかったです。

●冬休み中の授業で気が重かったのですが、とても興味深かったです。短時間で文を書くのはとても苦手で、焦りましたが、良い勉強になりました。プレゼンテーションも初めてで緊張して自分が何を言っているかわからなかったけれど、他の人のを聞くのはとっても面白かったです。この授業を受けてよかったです。

●初めて集中講義を受けたのですが、少人数でしたし、時間拘束もゆるかったし、印象良です。来年もあるようなら、皆にお勧めしたいとは思います。

 みんな喜んでもらえたようで、疲れも吹き飛ぶ。実際、授業を終わってこの感想を読む時が、一番ほっとするときだ。残念ながら、学芸大での集中は今回限りのピンチヒッターで、来年は予定がない。でも、呼んでくれるならどこでも出掛けたいと思う。

 今年の仕事はこれでおしまい。後は富山に戻って研究室の片づけなどをして、正月を迎える。