KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ナンジャタウンの感想

 富山に戻ってきた。東京では、卒業生と一緒に池袋の「ナンジャタウン」というインドアのテーマパークに行った。夏休み最後の日曜日だったので混雑は覚悟だったが、やはり混んでいた。

 内容は……、大人がいくところじゃないね。年齢層的には小学生が一番楽しめるかな。パスポート券を買ったのは少々悔やまれた。開園の10時過ぎからはいって、昼過ぎに食事をしようと、手に透明スタンプを押してもらって出てきたのだけれど、結局再入園しなかった。もういいや、って感じで。

 ヘッドマウントディスプレイをかぶって、敵をやっつけるというアトラクションをやったんだけど、船酔い状態になってしまって、気持ち悪かった。ああいうタイプのアトラクションはきちんと設計しないと、体感と知覚が干渉し合って気持ち悪くなる。きっと、ただ作っただけではだめなんだろうな。心理学研究者を雇った方がいいと思う→ナムコ

 一方、三輪車をできるだけ速く、できるだけ静かにこぐというアトラクションは、原始的だが面白かった。三輪車のハンドルのところに、子猫の人形を作りつけておき、センサーが上下動を感知すると、子猫が弱っていき、最後には死んでしまう。走る道は適度にでこぼこが施されていて、そこではゆっくりとこがないといけない。同時に、タイマーも働いていて、あまりゆっくりこいでいると時間がなくなるという仕組みだ。既存の遊具に、センサーを取り付けただけで面白い遊びになるという一例。

 あと、スパイ養成学校のアトラクションは面白かった。記憶力や観察力、反射神経、射撃能力、音楽能力(聞いた音と同じ高さの音を出す→音痴の私には不利)など、ストーリーもよく考えられていた。

 あとは、コインを投げ入れるアトラクション。これも原始的な割に、盛り上がった。

 こうして書いてみると、なんだ、けっこう楽しんでいたんだね。