KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

特効薬があります/山田村に光ファイバー

年明けの病院は混んでいて、遅めに行っても1時間待ち。皮膚科の医師にかかると、やはり帯状疱疹ということであった。「疲れがたまっていましたか?」と聞かれるが、どうも思い当たるところがない。自覚がなくても、年末ということで疲れていたのかなあ。12月28日まで、バドミントンをやっていたことが、ちらりと頭をよぎるけれども、あれだったのか?

「特効薬がありますので、これを出しておきますね」と医師は軟膏をぺたぺたと塗りながら言った。特効薬!なんとすばらしい響きだろうか。実際、その薬を飲んでみると、ずーんとした痛みはなくなった。すばらしい医学の進歩。

「本当は安静にしているのがいいんですけど」という医師のことばにもかかわらず、大学に。仕事始め。とはいえ、教員はほとんど来ていない。

払い下げのマック(7500)を引き取りに情報処理センターに行く。3台希望していたのだが、車に入らないので2台だけもらってくる。メモリ増設をして、G3カードを差せばまだまだ使える。サーバにしてもいいし。

新聞で「山田村の全戸に光ファイバー敷設」という記事を読む。山田村は、私が住んでいる八尾町の隣にある。山がちの村なので過疎化に悩んでいる。数年前に全戸に無料でパソコンを配ったことで一躍有名になった。電脳村というやつだ。しかし、ネットワークをやるためには電話代がかさむということで、光ファイバーを、という話になったようだ。

もちろん村がその費用を全部まかなえるわけはなく、農水省から8億円以上の補助金をもらうようだ。なぜ農水省なのかと疑問に思うけれども、農村部過疎化対策ということなのだろう。以前にパソコンを配布したのも同様に補助金をもらっている(1995年国土庁)。

こういう税金の使い方はどうなのだろうね。という疑問がちらりと頭をかすめる。「山田村に光ファイバーだって。引っ越して村民になろうか」と妻に言ってみたところ、「これ以上田舎に住むのはイヤだ」という一言で却下された。