KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

アドラーギルドで講演

アドラーギルド(大阪)で講演をさせていただいた。聞きに来てくれた人は25人くらい。福岡や広島からきてくれた方もいました。皆さん、聞きに来てくれて、どうもありがとうございます。

テーマは前回の東京アドラーギルドでの講演と同じく「IT時代の学校教育」だったんだけれども、内容はかなり変わった。もちろん引用してくる多くのエピソードは共通なんだけども、話の枠組みが変わったということだ。私としては、同じタイトルで講演するのならば、できるだけ同じ話をしたいと思っている。それにもかかわらず、違ってくる。

違ってきたのは、現在受講中アドラー心理学基礎講座のためだ。これを受講して、自分がこれまでに研究してきた教育工学という分野に、自分なりの枠組み(といってもアドラー心理学の枠組みから多くを引いているわけだけれども)を考えて体系化したいという気持ちになっている。

実を言うと、いまだにこのメディアでの話の内容と語り口について、迷っているところがある。だから、自分の話をどのように聞いてもらったかということについて不安なところがある。しかしいただいた感想は「タイトルから、難しい内容ではないかと思ってきたけれども、とてもわかりやすかった」というものがあったので、少しずつ落ち着きつつある。

時間の配分としては、1時間を講演、休憩をはさんで、1時間を書いたもらった質問への回答にあてた。公式にはここで終了し、その後、オプションとして1時間半(くらいだったかな)をテーマも限定しないフリーディスカッションにあてた。

もし次回、どこかで呼んでくれるところがあったら、タイトルや内容、また時間配分についてもさらに吟味したいと思っている。しかし、毎度のことながら、聞いてくれた人から自分自身にエネルギーをもらっているような実感がある。不思議。何かを人の前で話すということは、けっして一方通行じゃないんだということ。