エスペラント日本大会の話の続き。
エスペラントの講師の会合に顔を出してみた。目立たないが、エスペラントの講習会は全国各地で開かれている。大都市では必ずあると言っていいほどだ。講習会では、エスペラントを教える講師がいる。そうした講師が集まって、どのような教え方をすればいいのかを話し合う会合だ。
ちょっとびっくりしたのは、その会合の出席者のほとんどが女性だったことだ。そうか、そうなんだ。エスペラント講習会の講師の半分以上は女性がしているのではないだろうか。そうした人たちが、こうして集まってよい講習会のやり方を研究しているということだ。
似たような状況が別のところにもあることに気がつく。アドラー心理学だ。そこでもまた、たくさんの女性が勉強会やワークショップのリーダーとなり、講師となって活躍している。エスペラントとアドラー心理学には、運動体として似ているところがたくさんある。そこから何かを学ぶこともできるはず。
そういえば、エスペラントをやっている人がアドラー心理学をやり始めたり、逆に、アドラー心理学をやっている人がエスペラントを始めたりする例を、ひとつならず見つけている。私ももともとそうなのだが、それ以外にね。これは、やはり何か共通点があるということなのだろう。