KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

うまく段取りができますように

今日で年内の授業は終わり。

ゼミ生の卒論原稿もぼちぼち集まりだした。卒論の締め切りは2月の初旬だけれども、私のゼミでは伝統的に年内に一度、原稿を提出させている。というのは、正月休みにやろうとしても、たいてい正月は仕事にならないからだ。そうであれば、ちょっと苦しくても年内に何らかの形で出しておいて、正月はゆっくりと休んだ方がよい。

思うのだが、私は他人の仕事に対しては非常に段取りがよい。この日までにこれだけ、この日までにはこれだけ、と無理のないように計画を立てて進めていく。ゼミ生は「きびしい」などと言うけれども、振り返ってみれば、こうして少しずつ進めていく方が何倍も楽であり、しかも、何倍も質の高いものができる。このことは明らかである。

惜しいのは、こうした段取りの良さは、他人に対してはうまく実行できるのだけれども、自分自身に対してはうまくいかないということだ。

博士論文を来年の10月までにまとめる、という仕事がふってわいたように出てきた。もっとも、これはいつかは書かなくてはならないのだ。そのことは十分知っている。とはいえ、面と向かって言われると、どきどきする。すべてをなげうってやらなければできない仕事だ。どうかうまく段取りができますように。