KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

手術

鼻茸除去手術は無事終わった。

木曜日、午後2時から手術の予定だったのが、4時くらいからに遅れた。私の前に3人が手術をしていたので少しずつ遅れたのだろう。手術室に入ると、上半身を少し持ち上げる感じで寝かされる。ちょうど歯医者で歯を削るような感じで、機械で鼻の中を削られる。削られたものはそのまま吸引される。鼻の周辺は麻酔が効いているので痛くない。時々休みながら、ずいぶん長い間削ったような気がする。やっと終わり、ガーゼを鼻に詰め込む。3メートルといっていたが、そんなにはいるんだろうか。

ベッドに戻る。時計を見ると、手術の時間は1時間程度だった。点滴を受けながら休む。夕食は病院食ではなく、普通に売っているお弁当だった。消化器系は関係ないのでこれでもいいわけだ。むしろ腹が減っていた私にはうれしかった。

夜、徐々に麻酔が切れてくると、痛みを感じるようになる。鼻から血と浸出液が少しずつでてくるので、それを受け止めるために鼻に詰めている脱脂綿を時々替えなくてはならない。それで、朝まであまり眠れなかった。しかし、朝になる頃には、痛みは和らいでいた。

翌金曜日の朝、退院。鼻の手術の後は、痛みで大変だということを聞いていたが、そういうこともなく、無事帰宅して、週末は静養することにする。

土曜日。寝たり、食べたり。

日曜日。寝たり、食べたり。せっかく減量していたのに、これでは元に戻ってしまうかもしれない。

月曜日。病院に行って、3メートルのガーゼを抜く。これがけっこう大変だった。気持ち悪いのだ。鼻の穴から脳味噌をずるずると引っぱり出されているような気分だった。「これが大変なんですよね」と看護婦さんが優しくしてくれる。こんなところでプチ恋愛をしている場合ではない。しばらく休んで、処置を終える。看護婦さんもお医者さんも手際がよいので助かる。しばらくは少しずつ出血があるので、綿を詰めていなくてはならないが、これで鼻もすっきりだ。

結局、この手術方法を選んでよかったように思う。従来の方法では、全身麻酔を使い、一週間から十日間の入院になると聞いている。それと比較すると身体に負担がかからない。手術の費用は全部で5万円台であった。