「映像の世紀」全11集を見終えた。ずいぶん日数がかかった。何年に一度かは見直すかもしれない。
ヒトラーやポルポトのように信念がある人間が権力を握ると怖い。強力な信念を持つことも善し悪しだ。
それから、戦争で勝ち続けることは、ない。拡大路線で行けば、いつか負けるときがくるのは必定なのだ。なぜそこでやめておかないのかと思わなくもないのだが、それができない状況になるのだろう。したがって、武力で奪ったものは武力で奪い返される、ということになる。
こうした暴力の歴史の中では、ガンジーの非暴力主義は異彩を放っている。