KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

自分の発表

eスクール1年目の授業評価アンケートの分析結果を提示した。質問は、教育コーチの役割と育成に集中した。それからBBSの運用、学習コミュニティを成立させる要件といったところ。やはり、研究者はみんな同じ課題に焦点化しているね。BBSの運用やコミュニティの成立要件については、私自身も解を持っていないのですよ、ごめんね。

総合討論の中で「eラーニングは成功するか」という問いが出された。良心的な答えは、ニーズを明確にし、学習者ターゲットをきちんととらえられれば、成功するということだ。当たり前だ。私は過激派なので、「eラーニングで教えられないことはない」という立場を取る。もちろんそれは7割のサイエンスということ。サイエンスの範囲内で「教えられないことはない」。残り3割のアートは教員にかかっている。だからいっしょうけんめいにパッケージを作り、流通させる。教員の仕事はいかにパッケージを選択し、それを素材として、有意味な学習活動を設計するかにかかっている。そのことを考えずに、パッケージを否定する人は科学的じゃないよ。