KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

和田哲哉『文房具を楽しく使う』

文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)

文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)

来年の手帳選びの時期に来て、読んでみた本。

素人っぽくて、妙に丁寧な文体が、人柄を表すようだ。よくこういうたぐいの本では、苦節十何年でこの究極の方法を編み出したというようなケースが多いけれども、この著者は自分のノートのシステムをよく変えていて、それは文具好きだからこそだと言う。ああ、なるほど、そういえばいいのか。私も、飽きっぽい性格で、いろいろな規格のノートに手を出しては、長続きしないでいるんだけれども。

とはいえ、スケジュール帳だけはずいぶん長い間同じ規格のものを使っている。今、過去の日記をさかのぼってみたら、1998年から使い始めていた。生産性出版がだしているスケジュール帳の「エグゼクティブ・パーソナル」という規格だ。偶然、ある企業からこの手帳をもらって以来、使い続け、今は自腹で購入して使っている。

横道にそれた。この本が提出しているノート利用のモデルは次のようなものだ。

  • ToDoリストのような日常使いのメモ用のノート(たとえばロディア
  • スケジュール管理用のダイアリー
  • イデアを保存するようなノート

の3種類のノートがあり、それぞれが時系列で進んでいくというものだ。さらにノートは単機能の方が便利で、単機能のノートを複数使っていくのがいいだろうと提案している。

ああ、それにしても来年のスケジュール帳、どうしようかな。月間見開きがベストであることはわかっているのだけれども。「エグゼクティブ・パーソナル」は土日の欄が狭いところが寂しいのだ。