- 作者: 和田哲哉
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/07/22
- メディア: 単行本
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来年の手帳選びの時期に来て、読んでみた本。
素人っぽくて、妙に丁寧な文体が、人柄を表すようだ。よくこういうたぐいの本では、苦節十何年でこの究極の方法を編み出したというようなケースが多いけれども、この著者は自分のノートのシステムをよく変えていて、それは文具好きだからこそだと言う。ああ、なるほど、そういえばいいのか。私も、飽きっぽい性格で、いろいろな規格のノートに手を出しては、長続きしないでいるんだけれども。
とはいえ、スケジュール帳だけはずいぶん長い間同じ規格のものを使っている。今、過去の日記をさかのぼってみたら、1998年から使い始めていた。生産性出版がだしているスケジュール帳の「エグゼクティブ・パーソナル」という規格だ。偶然、ある企業からこの手帳をもらって以来、使い続け、今は自腹で購入して使っている。
横道にそれた。この本が提出しているノート利用のモデルは次のようなものだ。
の3種類のノートがあり、それぞれが時系列で進んでいくというものだ。さらにノートは単機能の方が便利で、単機能のノートを複数使っていくのがいいだろうと提案している。
ああ、それにしても来年のスケジュール帳、どうしようかな。月間見開きがベストであることはわかっているのだけれども。「エグゼクティブ・パーソナル」は土日の欄が狭いところが寂しいのだ。