KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

台湾視察旅行

10/29〜11/1にかけて、台湾・台北に視察旅行に行きました。今回は、当地での日本語教育と遠隔授業について情報を収集することが目的です。

淡江大学は台北から車で45分くらい離れたところにある、学生数2万人規模の私立大学です。ここの英語科とは2006年からCCDL(=Cross-Cultural Distance Learning)授業を行っています。Live Onというテレビ会議システムを使って学生同士をつないで質疑応答や会話の練習を行っていました(写真)。必要に応じて、文字チャットやホワイトボードに絵を描いたりしてコミュニケーションしているのがおもしろいです。

淡江大学の日本語科では、東京外大との遠隔授業をしています。また、卒論では、翻訳、映像作品制作、ディベート大会、演劇公演など多様な形式を取ることができます。映像作品制作では、5人のグループに1人の日本人留学生が入ることによって、イマージョン環境が自然に成立し、効果をあげているそうです。

今回の訪問で、教育工学やインストラクショナルデザイン日本語教育という領域で活かしたいという思いが湧いてきました。とりわけ台湾ではインターネットの通信事情も良好ですので、いろいろなことができそうです。