KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

第2言語の学習というのはつまるところ、文脈と言い回しが出会うところの学習だよね

日本語教育学会の2014年度教師研修として「反転授業入門」で講師を務めてきました。インストラクショナルデザインや生涯学習の授業で、反転授業を実践して得られた、知見やコツをお話しました。

しかし、それだけでは簡単に許してくれず、日本語教育の領域で、反転授業をどのように実践するか、工夫するかということを真剣に考えなければならないほど、参加者の意気込みが強かったです。

果ては、ベイトソンの「学習2」まで言及して、第2言語の学習というのはつまるところ、文脈と言い回しが出会うところの学習だよね、というところまで突き進んでいきました。そうすると、言い回しの学習はオンラインでトレーニングしてもらい、文脈の学習は、対面でのロールプレイ(プレイなのにリアルに演じてしまう)でやるというのがいいのではないか、というところまで来ました。

はたしてこれでいいのか。それは、参加者の実践によって明らかになるのではないかと思います。

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