Bill O'Hanlon: Write is a VERB

Write is a Verb: Sit Down. Start Writing. No Excuses (Book & DVD)

最近、オハンロンの本を集中的に読んでいる。で、この本は「本を書くための本」。なんで、オハンロンがこんな本を出しているのだろうという興味で読み始めた。オハンロン曰く、プロのライターではないセラピストの私が本を書くようになったわけを書けば参考になることが多いだろう、と。

「書くための道は書くだけ！　残りのすべて（いいわけや先延ばし）は、書くこととは何の関係もない」と、尻を蹴飛ばしてくれるところは、スーザン・ショフネシーの『小説家・ライターになれる人、なれない人』に近いが、この本はもっとずっと穏やかで親切だ。最後のほうには、出版社に持ち込むためのプロポーザルの書き方まで載っている。で、本を出すには、プロポーザルを持ち込んで出版社と出版契約を結んでしまうのが一番早いと。そうすれば、もう逃げるわけにはいかないから。

ひとつのコツは、とにかくあまり深く考えずに書くこと。そしてリライトに多くの時間をかけることだと言う。そうすれば、良くはならなくても少なくともクリアにはなる。そうしているうちに自分の声(VOICE)が見つかる。そうすれば、書くのが楽しくなってくる。