９月20〜22日に，大阪大学で開催される日本心理学会大会のポスターで発表する．発表は，9/20（月）15〜17時のセッション．
タイトルは「ブレンド型授業後にeラーニング・ブレンド型授業・グループワークの好みはどう変わるか」で，ここ数年実施している，ｅラーニングとグループワーク型授業のブレンド型授業の報告．
特に，授業前後での，ｅラーニング，ブレンド型授業，グループワークについての学習者の好みを調査し，その変化を分析した．
ポイントは，
- 授業前後では，ｅラーニングの好みは変化なし．しかし，ブレンド型授業とグループワークの好みは有意に高くなった。これは，授業に参加することで，ブレンド型授業とグループワークをより好むようになったことを示唆している．
- 授業前では，ブレンド型授業の好みは，ｅラーニングの好みとグループワークの好みの両方に弱い相関があった．しかし，授業後では，ブレンド型授業の好みとｅラーニングの好みの相関はなくなり，ブレンド型授業の好みとグループワークの好みに有意な相関が現れた．これは，授業後にはブレンド型授業がグループワーク中心に認知されるようになったことを示唆している．
- 授業前のグループワークの好みと授業後のブレンド型授業の好みに有意な相関があった．このことから，もともとグループワークが好きな人は，ブレンド型授業を好むようになることが示唆された．
予稿原稿は下記のところからダウンロード可能．
