サバティカル中だけれども，大学院のゼミは通常通り行っている．それも本日で無事終了．博士課程４人，修士課程７人，合計11人というかなりの大所帯なので，ゼミもけっこう大変だ．
海外にも院生がいるし，国内でも遠方に住んでいる人もいるので，ビデオスカイプをゼミに導入した．しかし，大人数だと拘束時間が長くなるし，話も聞き取りづらいという欠点がわかった．
さらに，全員が集まってのゼミでは多様な意見が出るので，それはメリットなのだが，１人あたりの持ち時間が短くなるというデメリットも露呈した．それで途中からは時間を分割して，１人あたりの持ち時間が少なくとも１時間は取れるように調整することにした．
こうすることで，同時に参加する人数は少なくなるけれども，反面，１人１人がゆったりと考えて発言することができるので，トータルの生産性から見れば，プラスに働いていると思われた．ゼミもまた最大５人くらいでやるのが，参加人数の最適値であるような感触を持っている．
