産能大でやった通信教育FD研修会*1のアンケート結果が届いた.
- グループワークの具体的なやり方
- 大福帳の使い方
- eラーニングコンテンツの作り方
- eラーニングとグループワークのブレンド型授業のやり方
- インストラクショナルデザインの考え方
について,好評だったようです.よかった.
学ぶべきは,不満足な点からなので,拾ってみる.
・細部では参考になったけど,独創的・画期的な点は少なかった.
→仰せの通りです.巨人の肩の上に立つ.
・グループワークはお膳立てで,学生はそれに乗るだけでは,指示待ちを生むだけ.
→もちろんグループワークの段取りまで自発的にできることが究極のゴールです.しかし,そこまで行くのは短期ではちょっと難しい.
・サンデル式授業を,eラーニングとグループワークを結合した授業としてはいかが.(「サンデル先生のようにはいかないよね〜」という話を講演の中でしたので)
→できるものならやりたいですね! ちょっとデザインが必要だけど.
・教科に対する好奇心や向学心は,むしろ対面授業で養成されるのではないか.
→確かにそうかもしれない.そうすると,「eラーニング→対面」の順ではなくて,「対面→eラーニング」の順の方がいいのかもしれませんね.研究の余地ありです.
・グループワークの中でもサンデル先生のように教員が議論に介入する必要があるのでは.
→これも確かにそのとおり.グループワークの課題テーマを決めて,論陣を張るタイプのワークにしたときには,そうするかもしれない.よく考えると自分のグループワークは「Aか,Bか?」型の課題を出していないんだよね.