KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

大事なことなのに忘れてしまうのは

この時期は、大学院修士課程・博士後期課程の入学手続きがある。確かに手続き期間は3日間しかないので、タイトな日程ではある。去年は、我がゼミで推薦入試合格が決まっていながら、手続きを忘れてしまったために、やむなく入学を1年延ばしたというケースがあった。

まさか、こんなことは2度は繰り返せないことなので、今年はサイボウズやメールでリマインダーを打っておいた。これで大丈夫。しかし、なんということか、今年も手続き忘れの人が出てしまったのだ。まあ、事情というか、理由はそれぞれあるのだ。でも、きちんと意識していれば何ということはない仕事なのだよね。

アルフレッド・アドラーは「忘れっぽい人」について、こんなことを書いている。

  • 忘れっぽい人は、公然と反抗しないが、忘れることで、自分の仕事への関心を欠いていることを示しているのである。

まあ、早い話が、忘れるようなことであれば、その人にとってはその程度のことである、ということだ。そう考える方が、本人にも、私自身にも精神衛生上良いことだと思っている。あと5年経ってみれば、結局これで良かったということになっているかもしれないし。

人間知の心理学―アドラー・セレクション

人間知の心理学―アドラー・セレクション