KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

【授業】研究倫理の集中講義

2024年8月31日(土)

13時から博士課程の学生を対象に、研究倫理の集中講義があるので、8:43の上越新幹線で所沢に戻る。湯沢から東京まで1時間20分。あっという間だ。けっこう席が埋まっていた。


集中講義は森岡先生がコーディネートしていて、教員が40分話題提供をして、そのあと40分の質疑が続く。適宜森岡先生が追加のコメントで話を深めてくれる。いい運営だ。

私のほか、井合先生が話題提供していて、合計3時間。参加者は26人で、さまざまな研究領域から来ている。

私はこの授業は「最初で最後」になるので、明文化されたルール違反(剽窃、二重投稿、データ改竄)は飛ばして、研究すること自体に内在する倫理的問題について「懺悔」的に自分の研究を振り返って話すことにした。

たとえば授業を研究フィールドとすることは教育工学研究の宿命だけれども、それはいったいどこまで許されるのか。授業参加者を相手にしてどのようにインフォームド・コンセントを取るべきなのか。などといった話。面白く、充実した時間だった。