KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

私の部屋がない

午前中に富山から東京に帰るつもりだったのだが、羽田からの飛行機が雪のために遅れて、そのために富山9:40発予定だった飛行機が12時過ぎ出発となってしまった。自然相手ではしょうがない。それにしても、所沢は確かに積雪していて、富山よりも早く、こちらで雪を見るとは予想していなかった。

日曜日は家族で住宅展示場を回ってみた。今考えている土地は、いわゆる「建築条件付き」なので、自分の好みのメーカーを指定しての注文建築はできない。しかし、モデルハウスには設備になんかしら工夫がしてあるのではないかと思って、視察にいった。

モデルハウスは普通の家の2倍以上の広さで建ててあるので、間取りなんかは参考にならない。しかし、それでもキッチンにつながっているユーティリティルームはどこのメーカーも設定してあった。3畳くらいの広さで、洗濯機を置け、アイロンかけやちょっとしたワークスペースがある。天井からは電動式の物干しが降りてくる。風呂場に洗濯機を置くと、いっきに生活じみてくるのでこれを分離するのはいいかもしれない。

それから寝室に隣接するウォークイン・クロゼットも共通している。ここにタンスを置いてしまえば、寝室は広々としていい感じになる。

建坪はもう決まっているので、間取りをどうしようかと思案する。子ども部屋は2人分で10畳くらい、寝室も10畳は取りたいな、あとはLDKと和室……などと考えていて、はたと気がついた。「私の部屋がない」。

「ねえ、私の部屋がない」と妻に言うと、彼女はこう答えた。

「あなたは学校に研究室があるからいいでしょ」

……まあそれでもいいか。