『日本語表現のレッスン』

日本語表現のレッスン―文章技法からイベント・プレゼンの企画と実施まで

帯より　大学で鍛える表現力！！　レポート・論文の書き方や創造的な文章のつくり方、イベントの企画・運営の手順と、パソコンを用いた論文作成およびパワーポイントによるプレゼンテーションのテクニック、面接・エントリーシートの対策まで、さまざまな表現＆コミュニケーションのスキルが身につきます

『日本語表現のレッスン』（教育出版、2003、1900円+税）が出版された。私は、この中で、第7部「電子ツールを用いたプレゼンテーション」を執筆した。

大学では「書き方・プレゼン」の基礎教育が広く行われつつある。そのためのテキストとなるように意識して作られた本だ。守備範囲も、レポートの書き方やプレゼンテーションの仕方などはもちろん、これまでよりも一歩踏み出して、テクニカルライティングやクリエイティブライティングまでを扱っている。

一般に大人数で書いた本は、散漫になりがちだが、この本は長沼行太郎さんと出版社の編集者のエディターシップがぴしっと効いたものになっている。ぜひたくさんの人に読んでもらいたい。また、大学の表現系の授業でテキストとして使ってもらいたいと思う。