KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ボイスメール

ビデオチャットもすごいが、音声チャットもなかなかである。顔が見えないだけに、かえって話しやすいかもしれない。

きょうのID研の話題のひとつは、なぜ日本ではアメリカのようにボイスメールが定着しなかったのかということだった。

今なら、たいていのパソコンにマイクが内蔵されているのだから、メールをかちゃかちゃタイプする代わりに、ワンクリックでマイク経由の音声録音がされて、それを適当なファイルにして、メールで送ることは簡単にできるはずなのだ。それなのに、メールソフトにはそういう機能がついていない。関さんによると、NeXTのメールソフトにはそういう機能があったそうだが、それはその後継承されていない。

マックにも手軽に声を録音するソフトがついていてしかるべきだが、ざっと探したところではみあたらない。iMovieを使って、音声だけをマイクで録音してファイルにできることはわかったが、重いiMovieを立ち上げるほどのこともないはずだ。

風呂の中で思いついたのは、ICレコーダーを使えばいいということだ。今のICレコーダーはUSBでパソコンにつないでファイルを転送することができる。レコーダーに向かって話を吹き込んでおいて、そのファイルをメールで送ればいいではないか。これなら、いつでもどこでもICレコーダーを持っていれば、メールを吹き込むことができる。あとでまとめてメールを送ればいい。

そういえば、ずいぶん昔に、ICレコーダーが出始めた頃に、それをメモ代わりに使っていたことを思い出した。口述筆記の研究をやりかけたこともあった。何となく、あのころの思いつきがよみがえってきた。