KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

マイクの議事整理効果

私が長をしている委員会のために、西早稲田に行く。

よく考えたら、昨日も組合のために西早稲田まで出てきたんだった。しかし、今の自分には、この往復の時間すら惜しい。片道1時間半なら、毎日でも通勤している人がいることを知っている。でも今の自分にはちょっと耐えられない。忙しすぎるのかしら。

それはともかく。

今日の委員会は8人の出席者で、マイクの必要はないように思われたのだが、あえてマイクを複数用意して使うことにした。ひとつは、録音をしていたので、確実に声が届くようにということ。もうひとつは、マイクには議事進行上良い効果があるからだ。

それは、マイクを持つと、誰が発言しているのかがはっきりわかることだ。途中でつっこみが入って、ターンが変わると、マイクの持ち主が変わるわけで、それで聞いている方も注意を切り替えやすい。

さらに、発言途中でつっこみたい場合は、そのジェスチャーとして、マイクを手に持つようにすればそれが明示的にわかる。ああ、この人は次に話したいのだなということが、現在の話し手にもわかるので、手短に切ろうとする。したがって、ターンテイキングが素早く、しかもスムーズに行われるのだ。

これらのことを、マイクの議事整理効果と呼ぼう。