KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

Salmonのオンライン学習の5段階モデル

Salmonのオンライン学習の5段階モデル:eモデレータのなすべき仕事

  • 1. アクセスと動機づけ:すぐにつなげられる学生がいる一方でパスワードをなくす学生がいる。この段階では、安心を与え、歓迎し、このコースに参加することを動機づけることが仕事になる。参加者が最初のメッセージを投稿することで終了。
  • 2. オンライン・ソーシャライゼーション:クラスの他の人とインタラクトし始める。オンライン・コミュニケーションを心地よく感じ始める。一方で、書き込めずにROMする人もいる。この人たちを優しく勇気づけ、討論に入っていくように促すこと。自分の意見を言っても安全であるという雰囲気をキープすること。
  • 3. 情報の交換:コースの内容に関心を持つようになり、情報交換をするようになる。eモデレータが情報や課題を提示する。この段階では、情報の氾濫に注意し、準備と計画に十分時間をかける。学習材料の構築的な利用や効果的な情報共有へのガイドをする。
  • 4. 知識の構築:学習者は単に情報を受け取るだけでなく、知識を構成するようになる。明らかな正解のない、問題/プロジェクトベースのトピックを中心に置くと効果的な討論ができる。eモデレータは、参加者を刺激し、要約し、いっしょに討論を紡ぎ出すことによって、討論をファシリテートする。
  • 5. 構築:学生は自分の個人的な体験を使って、学習した領域の探索をし、自分の学習を点検し、内省する。eモデレータは参加者が自分で討論をリードできるようにサポートする。