KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1998-09-27から1日間の記事一覧

百万ドルの夜景

懇親会が終わった後で、函館山に登る。タクシーを頼めば往復で5300円。ロープウエイは往復1200円なので、相乗りをすれば同じくらいの金額になる。山頂は、観光客でいっぱいだったが、やはり登ってくる価値はある。すばらしい。

美馬のゆり(埼玉大)他:ものづくりを通した授業に見る相互作用に関する質的研究

情報教育で女子学生にウソ発見器や電光掲示板のキットをはんだごてを使いながら作成させる授業。もの作りによって学生同士のコミュニケーション、相互作用が広がっていく様子がビデオからよくわかる。それが語りとして生まれてくる。なぜキット作成がそうい…

茅島路子(玉川大)他:非同期型協調学習におけるコミュニケーションの一考察

質問とはメタ認知を外化したもの、という提案。「〜って何?」という質問は自分がわからないということに気付いている。「〜ということですか?」という質問は自分が正誤判定できないことに気付いている。一方、「わからんから質問している」という質問はメ…

栗山健(東工大)他:遺伝的アルゴリズムを用いた対話型作文支援システム

24枚の絵の中から4枚を選んでストーリーを作り、作文させる。そのときの最初の4枚のストーリー2本を遺伝的アルゴリズム(GA)によって変形させていき、それを子どもに提示し、新しいストーリーや発想の広がりを支援しようとするもの。絵の組み替えはランダ…

太田衛(東光精機)他:技術ドキュメントからの教材作成支援

ドキュメントにXMLによるタグ付けを行い、それを教材作成支援に応用しようというアイデア。静的に記述された知識構造に対して多重構造のタグをつけておいて教授目標を指定することによって理想的な教材の形に変化するというふうに考えれば面白いアイデアだ。…

山下利之(山形大)他:AHPによるコンピュータゲームの楽しさの分析

ブロック崩しゲームを題材として、マローンの提示したゲームの楽しさの3つの要因(感覚運動技能、視覚的興奮、チャレンジ(競争))をAHP(一対比較による階層的分析)で分析した。その結果、ゲーム要素の操作(除去)とAHPによる面白さの評定がパーフェク…

(甲南女子大)他:リフレクティブ・デザイン

上田さんはたった10分間のプレゼンの時間をどう構成するかという意味においても実験をしている。まず実践の様子をビデオを流しながら説明。その実践を体験してもらおうと、その場で聴衆にプリントを配ってミニワークショップを開いてしまう。まさにこれから…

教育工学会1日目

学会1日目だ。なんと真面目なことに午前中から発表を聞いた。面白い研究を書き留めておこう。一部よくわからないところもあるかもしれないが、よくわからないところが研究のネタになるということで許して欲しい。