KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

トレーニングと勉強

残暑お見舞い申し上げます。

皆さんお盆はどうすごしましたか。私は魚津の近くの石田浜という海水浴場で泳いでいました。沖に飛び込み台があるんだけど、そこで飛び込みの練習を何回もしていたら、昨日あたりから耳が痛くなって、医者に行って来ました。中耳炎になりかかっていますね、だって。うーむ、子どものようなことをしているぞ。

今週の頭から、卒論やら修論やらの相談も受け付けていますが、いまのところ来たのは4年生の大橋さんだけでした。授業と違って(まあ、本当は授業もそうなんだけれど)ゼミは、皆さんが主役ですので、自分で目標を決めて、自分でエンジンをかけてくださいね。8月28日までは研究室におりますので、メールでアポを取って来て下さい。

来るときは、手ぶらじゃなくて、なにか「書いたもの」があるといいね。メモでもなんでもいいんだけれど、書くことによって自分の考えや悩みが整理されます。手ぶらできて、「何をやったらいいのかわからないんですぅ」とか「考えがまとまらないんですぅ」とか言われた日にゃ、私は「山にこもって修行せいっ!」としか答えようがないぞ。

いや、これは冗談ではなくて、本当に本を10冊持って山にこもったらいいと思う。だいたい、本や論文を全然読まなくて、「テーマが見つからない」もなにもないもんだ。本を読め、論文を読め、勉強せい。勉強というのはそういうことだ。いままでやってきたのは勉強じゃない。それはただ、大学にはいるための受験対策だったり、単位を揃えるための試験対策だったんだよ(就職試験もまた勉強じゃないんだよね)。与えられたことをこなすのは勉強じゃない、トレーニングにすぎない。自分が何に興味を持っているのかということをつきつめるために、自分と向き合うことから勉強がはじまるのよ。あなたが主役。