KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

「情報の時代」展示

たくさん歩いたせいか、非常に良く寝て、起きたのは11時であった。地下鉄に乗って、まっしぐらにホロコースト博物館に行くが、すでに当日分の入場整理券はなし。明日10時前に来て並ぶしかないが、できるかどうか。。。

「情報の時代」展示

アメリカ史博物館にENIACが展示されていると智子が見つけたのでそこにいくことにする。この博物館は、全体のワン・コーナーに過ぎない「情報の時代」の展示コーナーを回るだけでも一時間以上がかかるという充実したものだ。

ここには、差分機関の模型から、ENIACの現物、アラン・チューリングの講演(ただし俳優の演技だが、どもるところまでまねているようだ)などからはじまって、パンチカード、マックの原型のパロアルトのパソコン、アップルII、初代マック、を通過して、バーチャルリアリティまで展示している。貴重なものなのでデジタルカメラでかなり写してきた。

全体としては、マーケットの中のコンピュータ、マネジメントとコンピュータ、産業とコンピュータという視点で一貫している。また、ENIACの前に実物大の原子爆弾模型が展示してあるように、歴史・産業的視点が特色だ。

展示の最終コーナーにはまとめとして、短いが集約的な映画が見られるようになっている。人間の道具としてのコンピュータという示唆がなされる。こういうところのデザインがうまいなと感心させられる。この映画がビデオとして売られていないかショップで探してみたが、残念ながらないようだ。