KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

女子学生の方が元気がいい

 「縦コン」があった。この名称は一般には通じないと思う。学年をとりはらった「縦」のコンパということだ。私の所属する「教育情報システムコース」は一学年20人なので一年生から四年生まで集まると80人になる。ほぼそれに近い人数が集まったというから、とても高い参加率である。

 コンパは最初から盛り上がっていた。80人も集まれば収拾がつかなくなることは目に見えているが、はじめからガチャガチャ(富山弁ではワヤワヤ)になっていた。何人かはビールビン片手に注ぎ回っていたし、先生はといえば、「文部省からの通達で、一気飲みは止めるように」と言っているそばから、自分で一気飲みをしていた。もちろん私ではない。久しぶりにこんなハイテンションのコンパを見た。

 このコースは7対3くらいの割合で女子学生の方が男子よりも多い。その人数の多さも影響しているのかもしれないが、最近の傾向として女子学生の方が断然元気がいい。しかも真面目で賢い。同じ試験をすれば、女子の方がたくさん合格し入学してくる。いろんな面で女子が目立つ。それに比べると男子学生はどうもぱっとしないのである。妙に軽薄で浮いた人がいると思えば、おとなし過ぎているのかいないのかわからないような人も多い。これは一般的な傾向なのだろうか。

 なんとなくこういうところから「これからは女性の時代だな」と感じたりするのである。あるいはもうそうなっているのか。