KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

Yahoo!に登録された

Yahoo!からこんなメールが来た:

こんにちは、Yahoo! JAPANカスタマーサービスです。

貴殿が管理されているサイト「向後研究室」http://kogolab.edu.toyama-u.ac.jp/を広くユーザーの方にご紹介させていただきたく、ただいま Yahoo! JAPAN への登録手続きをさせていただきました。この後36時間以内に行われる次回データベース更新で反映されますので、ご確認いただけますようお願いいたします。

……おお! いよいよ君のWeb日記Yahoo!デビューだな。しかし、いつのまに登録申請をしていたんだい?

いや、Web日記じゃないみたいだ。だって「ちはるの多次元尺度構成法」じゃなくて「向後研究室」だもん。それに登録申請もしていない。それで、メールが来た二日後にYahoo!にいって検索してみると、次のような項目になっていたよ:

社会科学:心理学

  • ちはるのホーム [new] - 向後千春。教育工学、教育心理学、情報教育等。論文、書評等を公開。

社会科学:心理学:分野:認知心理学

  • 向後研究室 [new] - 向後千春研究室。教育工学。卒論・修論に役立つ資料、講義資料等。

……なんと、2カ所も登録してくれたのか。ありがたいことだ。

このところWeb日記にかかりきりだけど、本業の方のページもちゃんと整備しなくてはいけないな。Yahoo!からわざわざ訪問してくれる方のためにも。

……これで君が少しでも有名になって、大学院生も来てくれるとうれしいな。

そう。7/17の「じぶん更新日記」からの孫引きだが:

7/18の朝日新聞一面に“大学院の身内主義「不可」”という記事。修士課程の入学者のうち他大学の出身者の割合は3割にも満たないが、その一因として指導教授が手塩にかけた学生を手放したがらないために、学生が他の大学院への出願を希望しても推薦書の所見欄の記述を拒んだり、自分の大学院を受けさせるように「説得」する傾向が強いためという。その対策として、所見欄を廃止するなどの案が浮上しており、近くまとまる大学審議会の答申に盛り込まれるという。

こんなふうに、大学院生の「身内」傾向が少しでも弱くなってくれると、地方国立大学でも特色を出していけば、生き残っていくところが出てくる。ちなみに、わが研究室は、これまでに4人の大学院生を持っているが、富山大学からが2人、それ以外からが2人で、「身内率」は50%。まあまあいい数字である。もっともサンプル数が少なすぎるので、あまり意味はないかもしれないけどね。

……しかし、身内主義は、それが大学院生の就職先の世話ということとからみあっているだけに、少し面倒だ。

そのためには大学の人事が、身内主義にとらわれずに公平に人材を採用することが前提条件だろう。時代の流れはそうなりつつある。