KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

インターネット新聞

 妻は出産が近いため、娘と共に実家にいる。それで私は自宅と妻の実家を行ったり来たりしている。新聞が郵便受けにたまるのが嫌なので、当分の間、新聞の配達を中止してもらった。

 それでわかったことは、もし朝刊を読まなければ、職場にでかけるまでの朝の時間はかなりゆったりできるということだ。つまり、今までかなりの時間を新聞読みにかけていたということだ。

 別に新聞を読まなくても問題はないのだ。少し手持ちぶさたかもしれないが、テレビでもニュースをやっている。新聞読みは単なる習慣にすぎないのかもしれない。

 職場に来れば、インターネットにつないでその日の最新のニュースを読むことができる。紙の新聞を読むのに比べると、明らかに時間は短い。目次のページに並んでいる見出しをざっとみて、本文を読むまでに至るのは平均2〜3本程度の記事にすぎない。だから紙の新聞よりもよほど効率がいい。

 ただインターネット新聞で物足りないのは、特集記事や人生相談やコラム記事が載せられていないことだ。たとえば読売新聞では週に1回、教育の特集記事を2ページを使ってやっている。これはインターネット版では載っていない。他に、毎日載っている人生相談も見あたらない。人生相談は人々がどんなことで悩んでいるのかを知ることが面白いので、よく読む(回答は物足りないことが多いけれども)。こうした記事が載っていないので、インターネット版の新聞を読む時間が短いのかもしれない。

 【追記】「インターネット版には人生相談がない」と書いたが、メールで、ちゃんとあることを教えていただいた。画面の上のタブで「Life style」を選んで、そこから「人生案内」に行けば読める。私はタブを見逃していた。ちょっと目立たないので。

 よく考えたら、紙の新聞で読める内容が全部インターネットでも読めるとしたら、購読をやめる人がたくさんでてきてしまうだろう。それは新聞社にとっては微妙な問題だ。それで戦略的に速報性の低い一部の記事をインターネットには載せないようにしているのかもしれない。

 しかし、個人的にはインターネットで全部の記事が読めればありがたい。記事の切り抜きをするときもカッターを出さなくてすむし、ファイルにしておけば、いろいろと使い道がありそうな気がするからだ。