KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

人間ドックの顧客獲得競争

 人間ドック。3カ所くらいから選べるようになっているのだが、今年は去年までのところとは違うところにしてみた。係の人「こちらの人間ドックは初めてですか?」「はい」「それは、どうもありがとうございます」というやりとりになんとなく不思議なものを感じる。確かに、別の人間ドックからここの人間ドックに変えてもらえれば、ここはお客が増えて、商売繁盛ということになるのだけれどね。

 やはり選択肢が複数用意されているということは重要なことなのだなあ。ここのドックは、アンケートで詳細な食事パターンを回答してもらい、それに基づいて、栄養指導をするのが、以前のドックにはない特色だった。そのかわり以前のドックでは、超音波による内臓検診があったのだが、今回のところはない。こんなふうにして、それぞれの特色を出していき、お客を奪い合ったり、分担しあったりして、全体としてよくなっていくようなシステム。

 しかし、それにしてもバリウムによる胃検診のつらさはここでも同じだった。これはなんとかならないものだろうか。たとえば、台の上でぐるぐる回ったりすることなく、いろいろな角度からの胃の画像が撮れるようになったとしたら、受診する方はすごく楽になる。それが実現できたなら、人間ドックの顧客獲得競争には相当有利になるはずだ。