KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ゼミ分けがうまく決まる

私のいる教育情報システム専攻では、2年生の終わりに所属ゼミを決めることになっている。

1学年定員20人の学生を5人の教員によるゼミに分ける。平均すればそれぞれのゼミに4人という数だが、そううまくいくことはめったにない。ところが、今年に限って、4,4,4,5,3とうまい具合に分かれた。それで全員が第一希望のゼミに入ることになった。

あまりにもうまい具合にわかれているので、学生同士で集まって人数調整をしたのではないかと想像したくらいだ。しかし、聞いてみるとそういうことはなかったらしい。それどころか、学生同士でも、誰がどこのゼミを希望しているのか、最後までわからなかったらしい。

ゼミの決定は、まず、ゼミの希望を第一から第三まで書いて、教員のメーリングリストに送るということから始まる。だから、その日は一通来るたびに、密かに一喜一憂したりする。なんとなく滑稽でもある。希望者がたくさん来すぎても、落とすことの人を考えると申し訳ないし、かといって、希望ゼロだったりするとしょぼんとしてしまう(以前に一回あった)。「私に何か悪いところがあるんだろうか…」などと考える。だからちょうど定員くらいの人数が集まるのが一番いいのだ。

とにかく、うまく分かれてくれてよかった。これがもし、誰も希望しないゼミがあったり、ひとつだけ超人気のゼミがあったりすると、人数調整が大変だ。それに学生にとっても第一希望ではないところに行かされるのは、あとで不満が出てきたりする。

来年もこんなふうにうまく分かれるといいのだが。