KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

今年の夏休みは出張が多すぎる

妻に言われるまでもなく、今年の夏休みは出張が多すぎる。

学会大会での発表や話題提供、学会誌の編集委員会、科研の会合、講演会、助言者、出版の打ち合わせ、などいろいろな名目で出張する。そういう年齢になったのか。以前の夏休みはもっと時間がたくさんあったような気がする。だって、1999年の夏には「海で泳ぐことと心の平和」なんて日記を書いていたのだ。今年の夏は一度だって海に行っていない。もう海はおしまいであるし。はあ。

これでも、富山に住んでいるからまだいいほうなのかもしれない。富山からわざわざ呼び出すとなると交通費がばかにならないので、呼び出す方もそれなりの覚悟がいるのだ。もし私が東京や大阪に住んでいたとしたら、いいように呼び出されるのだろうな。そしてまた、そうした仕事を断らない自分である。それはよく認識している。

とにかく、大部分の週末は出張でつぶれている。これでは、妻が怒るのも無理はない。相談の末、「平日に代休を取る」ということで解決策とした。これしかないだろう。

しかし、それにしても出張は週末に多い。学会も会議も土日や祝日に引っかけておこなわれる。土日は、やっぱり、きちんと休まなければいけないよね。でも、平日はぎっちりと仕事や授業がつまっているから、みんなが集まれる日というのは、やはり土日に限られているのだ。そうすると平日に代休を取る、ということしか解決策はない。

そう考えると、後期はもう少し授業を固めておけばよかったかもしれない。授業のない日は月曜日だけだ。授業の受け持ちコマ数も多すぎるのではないかと思い始めている。大学はこれから、研究系と教育系とに分化していかざるをえないようだ。私の所属する大学のことを考えると、授業コマ数は増えることはあっても減ることはないのかもしれない。まさにこれからは時間をどう使うかということが決め手となる。いろんなことを諦める決心。