KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

町議員選挙とフット・イン・ザ・ドア

町議員の選挙があるので、一日中騒がしい。

それほど大きな町ではないので、別の陣営の宣伝カーがつながって、自分の候補者の名前をスピーカーで連呼していたりする。すごい。うるささ、2倍。

自宅の玄関まで押し掛けてくる候補もいる。しかも、2回も。これができるということはやはり小さな町なのだ。あるいは、ある区画で票を固めておけば受かるということか。

私は候補者が玄関に来ようとも、無視している。出ていって握手を受ける義務もない。しかし、妻は人間関係を重視するので、一応顔を出す。対応に違いがある。

握手など受けたら、社会心理学でいうところの「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」を実践されているような気がして、いやな感じがする。「握手をした」ということと「その候補者には投票しない」ということは認知的な不協和を生ずるので、それを解消するために「その候補者に投票してしまう」確率が高くなる。「握手をした」という事実は取り消せないからだ。

握手戦術にはそういう意味がある。