センター試験の1日目。監督として出勤する。
女子学生が、黄色いクッションのようなものを持ってきて、「あの、座布団を使いたいのですが」と言う。あらかじめ届け出てあります、というので、そのまま許可する。座布団にしてはなんか小さいなと思ってよくみると、クマのプーさんのクッションであった。
試験中に、一番前に座っていた男子学生の息づかいが荒くなった。見ると、顔が蒼白だ。肩をたたいて「大丈夫?」と聞く。「大丈夫」というので、そのまま見守ることにした。残り時間もあと10分だった。変化があればすぐに休養室に連れていくつもりだったが、そのまま無事に終わった。
受験生は大変である。