KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

予期せぬうれしいメールから

一通のメールが舞い込んだ。

『教育工学を始めよう』を読んで、「教育工学を始めようと思いました」という文面。こういう予期せぬメールは、なんだかすごくうれしい。これは本や文章を書いている人には共通の思いだろうね。予期せぬごほうびが一番うれしい。このうれしさを大切にして、次の本を書きたい。

そんなことを思いながら、何の気なしにアマゾンを開いてみた。すると、『教育工学を始めよう』のところに、カスタマーレビューがついているではないか。それも5つ★。全文引用しちゃおう。

安易な案内書ではありません, 2003/01/04

投稿者 tmatsuda   神奈川県 Japan

つまり、教育工学をこれから学ぶ学部生にっても、もう何本か論文を書いたことのある院生にとっても意味のある本です。

元々アメリカの学会が公開しているマニュアルなのですが、向後先生をはじめとする気鋭の訳者が、日本人学生にとって非常に有意義な情報を追加しているため、読み進むうち教育工学の輪郭がはっきりしてくるだけでなく、やる気が湧いてくる本になっています。最後は日米学会の紹介まで載っていて、読後の発展性もあります。

すてきな評価をしていただいて、ありがとうございます。願わくは、たくさんの人に買ってもらえますように。その願いを込めて、印税なしで価格を安くしてもらいましたので。

ちなみに姉妹書である、鈴木克明さんの『教材設計マニュアル---独学を支援するために』もいい本です。こちらには、なんと2つのカスタマーレビューがついていて、どちらも★★★★★でした。