2015年の研究活動をまとめておきましょう。大学院生を中心によく活動しました。
著書は、2冊の本で分担執筆をしました。
- 吉崎静夫・村川雅弘編著『教育実践論文としての教育工学研究のまとめ方』(ミネルヴァ書房, 2016)第4章「大学の授業設計研究と論文のまとめ方」Pp.82-100(冨永敦子・向後千春)
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教育実践論文としての教育工学研究のまとめ方 (教育工学選書2)
- 作者: 吉崎静夫,村川雅弘,日本教育工学会
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2016/01/01
- メディア: 単行本
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- 西垣悦代・堀正・原口佳典編著『コーチング心理学概論』(ナカニシヤ出版, 2015)第5章「コーチングの背景理論:アドラー心理学と人間性心理学」(向後千春・堂坂更夜香・伊澤幸代)
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学術雑誌論文は、西村先生との共著一本でした。
- 西村昭治・向後千春(2015)早稲田大学eスクール—10年間の実績とシステム—『教育システム情報学会誌』Vol.21, No.1, Pp.8-15
紀要論文は、渡邉文枝さんとの共著一本です。
- 渡邉文枝、森裕樹、向後千春(2015)JMOOCの講座における相互評価に対する受講者アンケートの分析『人間科学研究』Vol.28, No.2, Pp237-245
研究会報告は、教育工学会研究会での6本でした。
- 渡邉文枝・向後千春(2015.10)JMOOCの講座における受講生のeラーニング指向性と相互評価指向性が学習継続意欲と講座評価に及ぼす影響『日本教育工学会研究報告集』JSET15-4, Pp.87-94
- 中深迫信一・向後千春(2015.10)呈示モダリティと文章型が文章理解におよぼす影響『日本教育工学会研究報告集』JSET15-4, Pp.49-56
- 多喜翠・堂坂更夜香・向後千春(2015.7)マイクロフォーマットによる研修設計の実践と効果の検証『日本教育工学会研究報告集』JSET15-3, Pp.115-120
- 杉浦真由美・向後千春(2015.7)新人看護師のニーズに基づいたプリセプター研修コースの開発とその効果『日本教育工学会研究報告集』JSET15-3, Pp.193-200
- 山元有子・向後千春(2015.05)グループ活動の内容の違いが個別のテスト成績に及ぼす効果『日本教育工学研究報告集』JSET15-2, Pp.51-58
- 渡邉文枝・森裕樹・向後千春(2015.2)JMOOCコースにおける相互評価に対する受講者アンケートの分析『日本教育工学会研究報告集』JSET15-1, Pp.249-256
学会発表は5本でした。その中には、教育心理学会と日本心理学会でのアドラー心理学についてのシンポジウムが含まれます。
- 向後千春・谷伊織・伊澤幸代・堂坂更夜香(2015.9)アドラー心理学のライフスタイル論をBig Five性格特性につなぐ(公募シンポジウム)『日本心理学会第79回大会発表論文集』p.SS(xx)
- 向後千春・伊澤幸代・堂坂更夜香・赤坂真二・多喜翠(2015.8)アドラー心理学に基づくクラス会議の実践とその効果『日本教育心理学会第57回総会発表論文集』Pp.68-69
- 冨永敦子・渡邉文枝・杉浦真由美・向後千春(2015.6)説明力向上を目指したメンタ研修の実施『大学教育学会第37回大会発表要旨集録』Pp.118-119
- 渡邉文枝・堂坂更夜香・冨永敦子・向後千春(2015.6)大学生の自己表現トレーニングにおけるスピーチの評価とその変化『大学教育学会第37回大会発表要旨集録』Pp.280-281
- 堂坂更夜香・服部弘子・向後千春(2015.3)アドラー心理学に基づく親教育とそれ以外のプログラムの比較『日本発達心理学会第26回大会発表論文集』P3-071