KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

事故のリスク

きのうの夜中に、インターネットでニュースをチェックしたら、スペースシャトルが連絡を絶ったことが載っていた。急いでテレビをつけると、まさにその映像だった。アナウンサーは「交信が途絶えた」とだけ伝えていたが、白い煙を吐きながら、ばらばらになっていくその映像を見て、ああ、これはだめだな、と感じた。

チャレンジャーが打ち上げ途中で爆発したのは、そんなに昔のことではないような気がしていたが、検索をかけると、17年前の、1986年1月28日のことだった。あの爆発の映像は、フラッシュバルブ記憶(衝撃的な映像が目に焼き付けられて、長く記憶に残る現象)として多くの人の記憶の中にとどまっているはずだ。

どちらのケースも、ほんの些細な出来事が連鎖的に大きくなって、結果として人命が失われることになった。宇宙はまだ冒険なのだ。事故のリスクはまだパーセントを切っていない。