KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

ケネディ宇宙センター

オーランドのホテルをチェックアウトしてタラハシーに戻るわけだが、その途中でケネディ宇宙センターとダリ美術館に寄っていくことにする。

ケネディ宇宙センター

フロリダの東海岸にあるケネディ宇宙センターでは、アイマックスシアターで、スペースシャトルの映画(2D)と将来の惑星移住計画の3D映画(偏光プリズム式)を見た。惑星移住計画の映画はすばしいものであったが、最後のクライマックスのところで画面だけが真っ暗になってしまい、そのまま終わってしまった(巻き戻してやってくれればいいのに)。3D映画はその効果をねらったもの(物が飛んでくるなど)が多いけれども、この映画は落ちついた表現方法をとっていて、それがまた効果的であった。

感心するのは教育センターが併設されていて、教師用の教材や授業計画案などがただで入手できることだ。また、鈴木さんによれば、マルチメディアCD-ROMなども配布されているし、ビデオテープを持ってくれば、映像資料をコピーしてもらえるとのことだ。

ダリ美術館

宇宙センターをあとにして、今度はフロリダの西海岸のSt. Pertersburgという町にあるダリ美術館を訪ねる。この町とダリとのゆかりは特にないようだが、この美術館は大学の施設の一部で非常に立派な物であった。

ダリの絵は後期になってかなりだまし絵・隠し絵的な要素が大きくなっている。この美術館のおみやげコーナーにも錯視の本がおいてあったので手に入れた。

アメリカのハイウェイの話

さて、このドライブではハイウェイを走っているわけだが、州と州を結ぶハイウェイはすべてただだ。今のゴア副大統領のおとうさんがこれを全部国の金で建設し、それがアメリカの経済を大きく進展させた要因となったそうだ。それを下敷きにして、今の情報スーパーハイウェイ構想が提案されているわけで、その先には情報の分野で一歩先をリードすること、それも国レベルでそれを考えているのだ。

この何車線もあるハイウェイ、それが全部無料のハイウェイを走ってみると、アメリカの情報ハイウェイが何をイメージしているのかがよくわかる。大規模なインフラを作り、しかもそれを利用する市民の負担を最小限にすることによって、量・質的な利用を爆発的に促進しようとしているのだ。それはどこかが儲けるというレベルの話ではなく、あらゆる領域で国全体のシステムとして動かすということなのだろう。

タラハシーに着く

夜遅くなってタラハシーに着く。ぼくらとなおちゃん・ゆきちゃんはケラーさんの家に泊めてもらい、鈴木夫妻と市川君はおおはざまさんの家に泊めてもらうことにする。明日は再び車の旅で、ニューオーリンズに行く。