KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

授業ビデオの収録

4月から始まる通信教育課程のための授業ビデオを撮る。

学内には、収録専用のスタジオもあり、専任スタッフもスタンバイしている。仕事や原稿に取り紛れてぐずぐすしていると、4月になってしまうので、毎週月曜日の2時からにスケジュールを決めてしまった。そうすれば、何とかしてこなしていけるだろう。自分には、一度決めたスケジュールは守る(守ろうとする)という性癖があって、それを利用するわけだ。

今日は、インストラクショナル・デザインという科目の初回を収録した。スタジオに一人で入り、カメラに向かって話し続けるのは、なんとしても難しいので、聞き役の人をお願いした。きょうは自主ゼミのメンバーの都合が悪く、急遽ピンチヒッターの院生をお願いした。聞き手は、2、3人くらいがいいのかもしれないが、とりあえず、1人だけでスタート。

なかなかいい感じである。最初にしては、あまり撮り直しもなく、2時間で終了した。編集後は1時間ちょっとの教材になる予定だ。

かなりうまくいったのは、やはり聞き手の存在が大きい。カメラの横に座っていてもらい、彼に向かって話しかける感じで話していった。目線はカメラから少しずれるのだが、問題はないだろう。聞き手の人が、にこにこしたり、うなずいてくれると、本当に話しやすい。

15〜20分で1セクションの話を終えて、すぐに聞き手の人に質問をしてもらった。どんな質問が出るかは打ち合わせなしだ。スリリングだが、その方が、話し手も聞き手も真剣になれる。実際は、けっこう厳しい質問が出て、私の方が答えるのに焦ってしまった。まあ、その焦りも授業の内ということで、そのまま行くことにした。

こんな感じで、週1のペースで収録を続けていく予定だ。