KogoLab Research & Review

遊ぶように生きる。Vivi kiel Ludi.

1日に1つのこと

入試シーズンの毎日の中でぽっかりとあいた1日。

しかし、1日に1つのことしかできない。博論、通信教育用のビデオ撮り、依頼された本の執筆など、複数の仕事を並行して抱えている。しかし、1日には1つのことしかできない。今日のような日は、お昼までにあれをやって、夕方までは別のことをやって、あわよくば夜はもうひとつ別のことをしようなどともくろむ。しかし、それが実現することはないのだ。

つまり、こうした比較的大きな仕事(1日限りでは終わらない仕事)はエンジンがかかるまでが長いのだ。頭を高速回転するまでにもっていくためには、それなりの助走時間が必要だ。あれやこれや資料をそろえて、ちょっと文献を読んで、さあ始めようという頃には、すでにお昼を回っている。それからがしがしやっても、気がついてみれば、もう外は暗くなっていたりする。

あれもやろう、これもやろうというもくろみはもろくも崩れることになる。